お役立ち情報
2026.01.09
食品工場での洗浄具の保管・管理のポイントをご紹介!
清掃用具の保管方法が重要視される理由とは?
食品工場や飲食店における清掃は、単に施設をきれいに保つことだけが目的ではありません。食中毒菌や異物混入といった衛生リスクを排除し、安全な食品を消費者に届けるための基盤となる重要な工程です。そして、その清掃活動において使用される清掃用具の保管方法は、見過ごされがちではあるものの、衛生管理レベルを大きく左右する重要な要素となります。
HACCP制度化と衛生管理基準の強化
2020年6月から、すべての食品事業者にHACCP(危害分析重要管理点)に沿った衛生管理が義務化されました。これにより、食品工場では従来の「5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)」活動に加え、より科学的・計画的な衛生管理が求められるようになっています。清掃用具の管理もその例外ではありません。どのような清掃用具を、どこに、どのように保管するかは、交差汚染のリスクを低減するための重要な管理項目として、HACCPの考え方に基づいた手順書に明記されるべき事項となりました。
微生物汚染と二次汚染のリスク
清掃用具は、床や壁、設備など、さまざまな場所の汚れをかき集めるため、当然ながら多くの微生物が付着しています。もし、これらの清掃用具が不適切に保管されていた場合、付着した微生物が周囲の環境に広がり、二次汚染を引き起こすリスクが高まります。特に、食品を扱うエリアや原材料の近くで、不衛生な清掃用具が保管されていることは、致命的な問題につながりかねません。適切な保管は、微生物の増殖を抑え、食品への汚染リスクを最小限に抑える上で不可欠です。
5S活動と作業効率の向上
清掃用具の適切な保管は、衛生管理だけでなく、日々の業務効率にも直結します。清掃用具が定位置にきちんと**「整頓」**されていなければ、使用したい時にすぐに見つけられず、無駄な時間を生じさせます。また、清掃用具の破損や劣化を早期に発見するためにも、一目で状態が把握できるような保管方法が望まれます。適切な保管は、清掃作業の効率化を図るとともに、従業員の衛生意識を高め、「清潔」と「しつけ」の定着にも貢献します。
ありがちな清掃用具保管が抱える3つの課題
清掃用具の重要性が理解できたとしても、多くの食品工場や飲食店では、その保管に関して共通の課題を抱えています。これらの課題は、日々の衛生管理に悪影響を及ぼし、潜在的なリスクを生み出しています。ここでは、従来の方法が抱える具体的な3つの課題について解説します。
1.床や台に直置きすることによる二次汚染リスク
清掃用具を床に直置きしたり、壁に立てかけたり、台などの平面に置く保管方法は、最も一般的でありながら、最も危険な方法の一つです。床には、目に見えない無数の細菌や微生物、汚れが付着しており、清掃用具が直接接触することで汚染源となってしまいます。その汚染が、別のエリアに広がる二次汚染を引き起こすリスクが顕著に高まります。
また、台などの平面にブラシを置いた場合、ブラシの毛が常に圧迫されることでへたりやすく、清掃性能の低下を招きます。さらに、接地面の通気性が悪いため、乾燥が妨げられ、湿った状態が続いてしまうことも大きなデメリットです。これにより、微生物が繁殖しやすい環境を作り出し、不衛生な状態を助長します。
2. 湿気が溜まりやすい場所でのカビ・微生物の繁殖
清掃用具を洗浄した後の乾燥が不十分なまま、湿気がこもりやすい場所に保管することも大きな問題です。湿った状態が続くと、清掃用具のブラシやスポンジ部分にカビや細菌が繁殖しやすくなります。これは、清掃用具自体が汚染源となるだけでなく、不快な臭いの原因ともなります。微生物が繁殖した清掃用具を使用することは、清掃の目的である衛生状態の向上とは真逆の結果を招くことになります。
3. 定位置が不明確なことによる清掃用具の紛失・非効率化
清掃用具の保管場所が定まっていないと、使用したい時に探す手間が生じ、作業効率が著しく低下します。これは、急な清掃が必要になった場合などに、迅速な対応を妨げる要因となります。また、清掃用具の管理がずさんになると、どの清掃用具がどのエリアで使用されているのか、どの清掃用具が洗浄済みなのか、といった情報が曖昧になり、交差汚染のリスクをさらに高めることになります。5S活動を徹底するためにも、「整頓」と「清潔」の観点から、保管場所の明確化と適切な管理が不可欠となります。
当社だからこそ解決できる、清掃用具の衛生的な保管方法
清掃用具の保管方法として、最も衛生的で効率的なのは、「吊るして保管する」ことです。この方法を実践することで、従来の保管方法が抱える課題を根本から解決できます。当社では、この最適な保管方法を実現するためのソリューションとして、保管用ラックを製作販売しております。当社のブラシには吊り穴がついているため、この保管用ラックと組み合わせることで、清掃用具の衛生管理を向上させることができます。
清掃用具の速やかな乾燥を促進し、微生物の繁殖を抑制します。
清掃用具を洗浄した後に最も重要なことは、完全に乾燥させることです。湿った状態が続くと、微生物やカビが繁殖し、衛生リスクが高まります。当社が製作販売している保管用ラックは、清掃用具を床や壁から離して空中に吊るすことで、全方向からの通気を確保します。また、当社のブラシは、吊るして保管する前提で作られており、この保管用ラックにスムーズに吊るせるよう「吊り穴」が標準で備え付けられています。これにより、洗浄後の清掃用具が速やかに乾燥し、微生物の増殖を効果的に抑制します。これは、HACCPの考え方である「衛生的な状態の維持」に直結する、非常に重要な機能です。
定位置定数管理を徹底し、作業効率と衛生管理レベルを向上
当社の保管用ラックは、清掃用具の定位置定数管理を容易にします。指定されたフックに用具を吊るすことで、誰もが「どこに何があるか」を瞬時に把握できます。当社の「吊り穴付きブラシ」は、この定位置管理をさらに容易にします。これにより、清掃用具を探す無駄な時間を削減し、作業効率を大幅に向上させることが可能です。また、用具の紛失を防ぎ、必要な用具が常に揃っている状態を維持します。これは、5S活動の徹底にも貢献し、従業員全体の衛生意識を高める効果も期待できます。
当社の清掃用具と保管用ラックによる食品工場の洗浄具使用をトータルサポート
当社が提供するのは、高品質な清掃用具だけではありません。その用具を最大限に活かし、衛生管理レベルを向上させるための「保管方法」というソリューションまでをトータルで提供します。「吊り穴付きブラシ」という製品側の工夫と、「保管用ラック」という保管環境側の工夫を組み合わせることで、お客様の食品工場や飲食店における衛生管理の課題を根本から解決に導きます。清掃用具の選定から保管方法の改善まで、一貫したサポートを提供できる点が、当社の最大の強みと言えます。
定数定位置管理にオススメ!HPメッシュパネル・フックのご紹介!
HPメッシュパネル・フック

清掃用ブラシを衛生的に管理できるメッシュパネルです。
洗浄後のブラシは毛を壁と反対側に向けて通気性を良くし、乾燥させて保管するのがベストです。
専用フックは前に突き出した形状で長柄の道具も掛けられます。
パネルはステンレス製、フックはクローム製で耐食性、衛生面でも優れた素材を選定しております。
食品工場での洗浄具選定・衛生管理当社にお任せ!
食品工場や飲食店における清掃管理は、道具を「正しく使う」ことと同じくらい「正しく保管する」ことが重要です 。不適切な保管は微生物の増殖や異物混入の原因となり、せっかくの清掃活動を台無しにしかねません。
当社の「吊り穴付きブラシ」と専用の「メッシュパネル・フック」を導入することで、床への直置きを防ぎ、全方向からの通気による速やかな乾燥を実現できます 。さらに、定位置・定数管理を徹底することで作業効率を劇的に高め、HACCPが求める高度な衛生管理体制の構築をサポートします 。
清掃用具の品質だけでなく、その保管環境までをトータルで最適化すること。それこそが、現場の負担を減らし、食の安全を確実なものにする高砂のソリューションです 。貴社の5S活動と衛生管理のさらなる向上に、ぜひお役立てください。

